今日は午前の軽スポーツの様子を報告しましょう。
今年も山形県障害者スポーツ指導者協議会からスポーツ指導員を派遣いただきました。
初年度から同じ方を指名させていただき、子供たちとは顔なじみとなりました。個性も把握されていて、その子に応じた声かけをしてくださいます。外部の人がいるだけで、子供たちにはいい刺激となっているようです。
「カローリング」(氷上でなく室内でカーリングができるように考案されたニュー スポーツ)は初挑戦でした。
初めて見る円盤のようなカラフルな「ジェットローラー」を前に、指導員の競技説明に耳を傾けていました。
どの子も的に向けて滑るジェットローラーを凝視(いわゆるガン見ってやつです)。その表情は真剣そのもの。
みんなの生き生きした表情がとても印象的でした。
見た目のカラフルなポップさとは反対に、力の強弱が直接ジェットローラーに伝わる難しい競技で、的を通りすぎたり届かなかったりと苦戦していましたが、投げ出さずに頑張りました。後半には円の中央に合わせられるようになり、格好はカーリング選手に引けを取らない子もいましたよ。思わず可能性を見つけちゃった気分でした。
「スカットボール」(ボールをスタートラインからスティックで打って、得点穴にボールを入れる競技)
こちらは3年目のおなじみとなった競技。
昨年は中学生のみが使用したスティックにほとんどの子供がチャレンジしました。
カローリングと異なり、スティックの操作が必要とあって、悪戦苦闘。
それでも集中して的を狙っていましたよ。
ここまで休憩を入れて1時間以上経過していますが、みんなの集中力は半端ない。好きなことに打ち込める力をしっかり持っているんですよね。改めて感じました。
そして、気づいたことがあります。
「得点に感情的になる子がいないぞ!」
ゲームを勝負としてではなく楽しめていることが嬉しい!(この気持ちわかる方いますよね?)
ジャンケン一つにも「一世一代の大勝負!」なキャラもいますから、負けた!や、負けそう!な場面が多いゲームはとてもストレスを抱えます。いてもたってもいられず、離脱するのもよくあること。
そんな子供たちにいい夏の思い出を作ってほしい。できれば楽しい活動を、と”得点”や”チーム対抗戦”のようなゲームには細心の注意を払って企画しますが、この日の子供たちにはそんな不安を感じさせない安定感がありました。
いや~、うれし~~なぁ~~~(*‘ω‘ *)
子供たちがあまりに楽しそうだったので、ここで保護者もスカットボール体験~♪
これがまた楽しい!初めは遠慮がちにしていても、いざとなったら真剣勝負ですから。
やってみて気づいたことがありました。
言うのとやるのとでは大違い、だということ。
子供たちの様子を見て(こうすればいいのに)と思ったはずなのに、いざやろうとすると、頭のイメージ通りには体は動かないのです。そして、うまくいかない度にイライラ虫が顔を出す・・・。
あれ~、これってよく見る光景じゃない?
そう思うと同時に、うまくできない、ってこういうことだね、と確認することができました。
こんな風に日々いろんな場面でやりずらさを味わって過ごしている子供の気持ちを疑似体験した気分でした。
感心したり、反省したりでしたが、けがをする子もいなく、楽しい時間を過ごすことができたと思います。
午前の部の締めとして、スポーツ指導員の方に参加最年長のM君からお礼の言葉を述べてもらいました。
さすが最年長とあって堂々とした感謝の言葉です。
そして、指導員からは1人1人に「最高ですカード」が手渡しで配られました。昨年いただいたカードに比べて、カップの絵の輝き具合が増していましたよ。
この日のために準備してくださったそのお気持ちがとてもとても嬉しく感じられました。
後日、この指導員の方から、お話をいただきました。
「子供たちの成長に驚いた。1年ってすごいね」と。
外部との継続的な関わりって大事。地域の人々とのつながりって温かいですね。
片付けも素早いものです。
気づいた時にはもう昼食の準備が出来上がっていました。
なんだか、みんな、今日はすごいぞ・・・。そう感じつつ、空腹~~~!とランチタイムになりました。
今日も長くなりましたね・・・笑
午後の夏祭りレクについてはまた後日。
筆)naka
コメントをお書きください
ようこ (土曜日, 15 8月 2015 12:27)
nakaさん、いつも臨場感あるホットなブログをありがとうございます
(o^^o)
本当に子供達の成長を実感した夏レクでしたね〜
企画にますます力が入ります!来年あたりは高学年の子供達が企画に参加してみるのもいいかな?
とか、新たな展開も考えてみたいなぁ〜… ♪( ´▽`)
と、思いは膨らんで…
第3部、楽しみにしております。
ようこ (土曜日, 15 8月 2015 12:30)
あっ、ブログでなかったですね