青空広がる日曜日の午前。会場に集まった子どもたちはすでに元気フルスロットルでホール狭しと動き回っていました。
1年ぶりの「夏レク」。会場は同じなのに、狭くなった?かと思うような感覚に陥りました。
会場は縮まないですよね・・・。そうかぁ、子供たちが大きくなったんですね!駆け寄ってきたMくんは私の目線を超えて上からかぶさるかと思うくらいでした。ほんと、1年ってすごい!
会場準備しながらも、「これ持っていってくれる?」なんてお願いにも嫌な顔一つせず、むしろ楽しむかのように協力してくれました。
始めの会では進行する人をしっかり見て聞く姿勢ができていました。今年は姿勢を崩さずに聞いている子がほとんど。活動時に必ず行う約束ごとの確認では、あったか言葉を使うこと、譲り合うこと、感謝の言葉を伝えること、など楽しむためのヒントをみんなで唱和しました。
仲良く遊ぶ・・・楽しく過ごす・・・なんとなく分かるしそうしたいけど、じゃあどうすればできるの?
私たちが育てる子供は曖昧な言葉を理解することが苦手です。
楽しく、と言われたら思い切り自分が楽しんじゃって順番やルールは二の次になってしまい、結果、周りからブーイングを受けたり、思いもかけず非難されたり。これは日常の中には〝こんな時にはこうするべき〟という〝暗黙の了解〟があるからです。私たちが普段何気なく理解しているこの曖昧さは彼らにとっては分からないことばかりなため、夏レクでもはじめはトラブルが尽きず私たちも悩みましたが、約束事を紙に書き出して視覚に訴える方法を試し始め、今年は更に唱和をすることでトラブルはかなり減りました。
約束事は具体的に口に出すことで、納得しやすく、実践しやすいようです。
自分で宣言するわけですから、何か注意をしなければならない場面でも、「始めの会で言ってたね」と伝えるだけで、
「あ、そうだった」となることが増えていくようでした。
夏レクは、午前の”軽スポーツ”と午後の”夏祭りレク”に分けて実施しました。このスタイルも3年目。
少しずつ内容を変えていますが、激変させないことが子どもたちには安心なのか、年々危険な場面を見なくなっている気がします。
本日も長くなってしまいましたのでこの辺にして・・・。
次回は午前のレクについてお話します。
筆)naka
コメントをお書きください
ようこ (水曜日, 22 7月 2015 11:00)
先日のレクレーション、お疲れ様でした。
3年目の今年は、ぐーんと成長した子供達の姿を見ることができましたね。(o^^o)
レクの間、一生懸命に転がったボールを取りに行ってくれる子。
失敗しても「大丈夫だよ、これからだよ。」と励ましてくれる子。
応援しながら落ち着いて順番を待っていてくれる子。
大きな変化もないので活動の内容も見通しがつくからだったのだろうとは思いましたが、穏やかにそして元気に楽しんでいる様子が見て取れて嬉しかったですね。
午後の夏祭り風…も、たくさんのボランティアの方達に助けられながら和気あいあいとした時間が過ごせたかなぁ〜と。(^^)
来年度は、ぜひ親子参加型のレクも企画してみたいですね〜 p(^_^)q
naka (日曜日, 26 7月 2015 18:26)
ようこさま
夏レクお疲れ様でした(*^^*)
子供たち、元気でしたね。
この1年は穏やかな日々だけでは無かっただろうなぁ。辛いも楽しいも色々味わいながらそれぞれにステップを上がってきての夏レクだったんだろうと思いました。
親子レク、いいね!
一緒に楽しめるレク、考えるだけでワクワクするね。
今回、スカットボールをやってみて、言うとやるとは大違いだった!
普段、「こうすればいいんじゃん!」とか子どもに言うけど、頭では分かっても実践するのは難しいんだね。
痛感!そして、反省!