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秋レク 好天の中で芸術と食を楽しみました

今は秋だよね?と聞いてしまうほどの暑い一日になった今日。アインシュタインの会会員親子活動の一つ、「秋のレクリエーション」を行いました。

去年までのキャンプを秋レクに変更し初めての試みとなった今回は羽黒は松が岡開墾場内にある松岡窯陶芸教室において、うどん打ちとタイルクラフトを体験することに!

教室はかわいい花々やちょうちんが出迎えてくれる素敵な空間でした。外気温が30度を超えそうな勢いでも土蔵作りだからかな?汗がにじむ程度で過ごしやすかったです。古の知恵ですね。

今回の活動には小学1年生から高校2年生まで9名の子どもと大人7名が参加しました。

 

始めはうどんの生地作り。

触りたい!やってみたい!興味津々の子ども達も先生の手さばきを見逃すまいと手元を見つめていました。興味が膨らむのかどんどん前のめりに。子どもは正直ですね。

 

「こねるのも足で踏み伸ばすのも一人一回ずつやってみるんだよ」

先生の一声のおかげでみんなが自然と「順番ね」って言い合える雰囲気ができました。

生地を足で踏み延ばす行程では足の裏に集中して感触を確かめつつ厚みを均一にするところが難しかったです。

他の人がやっている様子を見てシュミレーションする子もいれば我慢しきれず手が出てしまう子も。うまく出来ないところは大人がアドバイス、のつもりが逆に教えてもらうこともあり、お互いに協力し合って和気あいあいと生地を仕上げることが出来ましたよ。

 

出来上がった生地を寝かせている間にはタイルクラフト作りを。教室手作りのタイルはいろんな形があって優しい色使いのものばかりでした。どれにしようか決められない大人達と対照的に迷うことなくサクサクとタイルを選ぶ子ども達。子ども達のインスピレーションは素晴らしい!個性あふれる作品が次々に出来上がっていきました。

タイルは接着剤で固定し目地剤を埋め込んだらしばらく乾かします。

その間にうどん生地もいい感じに馴染み、いよいよ延ばす、切る工程です。

♪ここから昼食まで一気に追い込みだ♪

 

先生は長い麺棒も上手に使い麺がみるみるうちに引き延ばされていきます。魔法みたい。

そして麺きり包丁を手にすると

「私は包丁を持つと人が変わるのよ。近づかないようにしてね!」とコミカルに注意を促してくれました。

素直な子ども達はサーッと後ずさり(゚Д゚;)

例え衝動性があっても、抑圧ではなく大きな表現で伝え気付きを与えることで、子ども達は状況を理解し行動できるんですね。

包丁が怖いのではない。使い方を間違えるのが危険であり怖いことなのだと理解したからこそ次の切る工程では誰一人としてふざける子はいませんでした。

 

こうして自分の手で作ったうどんはとっても美味しかったです。太いのはご愛敬。歯ごたえがあって味わい深いものでした。

食後の自由時間も子ども同士で楽しそうに過ごし、みんな汗だくになって楽しみました。

母たちもゆっくり談話タイムを過ごしお腹いっぱい、幸せいっぱい。

 

今回は福祉バスをお願いしました。朝バスに乗り込む時、帰りバスを降りた時、みんなで運転士さんに元気のいい挨拶をする姿がとっても素敵で、学童期の伸びしろを感じた瞬間でした。このような瞬間は私達親にとって宝物。泣いた分だけ喜びがあるのですね。

 

次はクリスマス会で会いましょう。

それまでいろんな経験を積んで、また一回り成長した姿を見せてくださいね♪

 

連日連投になりました。長文にも関わらず最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

筆)naka