「発達が気になる子のための子育て講座」第二講座の申込受付を開始しました

こんにちは。

猛暑日の日数が1929年以来新記録更新となった昨日、そして今日も暑いですね。いつまでこの暑さが続くのか・・・皆さんはいかがお過ごしですか?鶴岡市内の学校は新学期が始まりましたね。心がザワザワしているお子さんもいると思います。無理のない日々を送ってほしいな、と思いを巡らせながらブログを書いています。

 

さて、「自己決定支援」をメインテーマに開催している「発達が気になる子のための子育て講座」の第二回目、「就労移行支援におけるセルフアドボカシー ~第一歩は自分自身を理解すること~」の申込受付を開始いたしました。

就労移行支援という福祉サービスをご存じの方も多いと思いますが、鶴岡市で事業展開されている事業所は三つあります。今回は、その中の一つ、多機能型事業所一歩で所長として現場支援に尽力されている茂木奈緒さんからご講演いただきます。

自分自身を理解する・・・難しいけれど、それが必要な支援や権利を主張することにどうつながっていくのか。就労につなげる現場で向き合っていらっしゃる茂木所長から見る「自分自身を理解する」ポイントや引き出すコツなど、長い成人期を生き抜くためのヒントが詰まった内容です。

一見、成人期の課題にも感じますが、自己理解は幼児期学童期から伸ばしたいスキルの一つです。成人期に関わっている方に限らず、気になる子の子育てに関わっている方も将来につながるヒントになると思います。ぜひご参加ください。

 

 

申し込み締め切りは10月16日(月)。ご本人、ご家族、関わられている方、関心のある方、どなたでも参加可能です。

所定のURLまたはQRコードを読み取り、申込専用フォームにアクセスしてください。下のボタンからもお申し込みできます。

お電話、FAXでもOK。FAXの場合は、氏名、住所、連絡先、お子さんの学年(年齢)をご記入の上、0235-64-8691 自立支援センターふきのとうまでお送りください。

皆様からのお申し込みをお待ちしております。

↓以下、前回告知文面をそのまま掲載します↓

「セルフアドボカシー」は聞きなれない言葉ですが、和訳すると「自己権利擁護」となります。国連で2006年に採択された障害者権利条約(日本は2014年に批准)のスローガン”私たちのことを私たち抜きで決めないで”(Nothing About Us Without Us.)という言葉をご存じの方も多いはず。障害や困難があっても、自分自身の利益や欲求、意思を主張する権利を誰もが持ち、その主張を引き出す支援が「自己決定支援」です。

来年度から障害者差別解消法における合理的配慮の提供が、これまで努力義務とされてきた企業にも義務化されます。

リーフレット「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されます!」 - 内閣府 (cao.go.jp)

どんな配慮が必要か?は本人の権利主張から決められていくべき。そこでセルフアドボカシーの考え方がとても重要となるわけです。

普段の生活の中で本人の意思を引き出し本人が主人公の暮らしを実現するために大切なことを、お隣の地域新庄から講師をお招きしお話を伺いながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 

ひきこもり支援のふきのとうさんが主催するこのシリーズも8年目に突入し、今年はNPO法人一歩さんも主催に加わり更にパワーアップしています。